研究会 第Ⅰ期(1993~1995)
異なった発想を持つ人材による、専門領域を越えた総合的な調査研究活動を行う。
研究会のコンセプト
ハイテク・バイオ研究会 委員長:川戸 佳(東京大学大学院総合文化研究科 教授)
生命活動の最小単位である細胞の行う情報の受信・変換・発信の作動の仕組みを、日本の得意な光・電子科学のハイテク技術を用いて明らかにする、新しい研究法を企画立案し、研究結果を討論し、またこれらの問題に関して積極的に国際交流を図る。
研究会のコンセプト
ウルトラマテリアル研究会 委員長:藤平 正道(東京工業大学生命理工学部 教授)
近年のナノ化技術の発展にともなって、それに対応した材料の創製とその評価技術の確立が望まれている。このような状況下にあって、機能性超薄膜の創製、従来の分析法の空間分解能の向上に加えて各種走査プローブ顕微鏡開発等の関連分野の研究活動が国際的にも活発になっている。そこで本研究会では、ナノ化技術に対応する材料の創製のために、
(1)生体材料の最新の構造と機能の知識の利用
(2)分子動力学的シミュレーションの応用
(3)ナノメートル材料評価技術としての新しい走査プローブ顕微鏡の開発
以上3点を主要な課題として研究を進めていく。またこの研究分野での国際的な交流も図る。
研究会のコンセプト
スピンテクノロジー研究会 委員長:勝又 紘一(理化学研究所磁性研究室 主任研究員)
物理学、化学、及び生物学において電子スピンが主役を演じる現象を解析し、新しい原理の発見とそれを用いた技術を構築することを目的とする。
研究会のコンセプト
計測技術研究会 委員長:梶村 皓二(電子技術総合研究所 次長)
近年、原子・分子以下の大きさにまで至る物質機能、材料制御デバイス概念が現れ始めている。その実現には、物質の原子・分子スケールでの制御と計測技術の確立が必要である。そこで無機物質、有機物質を問わず重要な計測対象を抽出し、それらの性質を最もミクロな視点で計測する手法の将来概念を構築することを研究会の目標とする。
研究会のコンセプト
ミニチュアリゼーション研究会 委員長:板生 清(東京大学大学院工学研究科 教授)
生物の軽快な動きは、その絶妙な感覚器、アクチュエータ・情報処理機能などによって実現されている。とくに平衡を感じる素子は、腔腸動物から脊髄動物にいたるまで、多くの動物で発見されている。このような生物の素晴らしいメカニズムを手本にして、3次元運動のセンシングと制御、さらには3次元の情報入力を実現すれば21世紀の情報システムはバーチャルリアリティや臨場感通信において、飛躍的な発展を示すことになる。
本研究会では、最近のマイクロマシン技術を積極的に取り入れ、極限設計思想に基づいて、新しい機能デバイスのコンセプトをつくり、それを実証するプロセスを検討していく。
※委員長の所属、部署名、研究会のコンセプト等は発足時のもの
